リラクゼーション事業について

 

1.タイ古式マッサージ”ヌワボーラン”


特徴
・インドのヨガと中国の指圧の影響を受けたタイ独自のヒーリングテクニック。
・セラピストの誘導に従って、マッサージを受ける側も積極的に体を動かす。(”2人でやるヨガ”)
・指圧とストレッチ(ヨガ)を同時にやるので、揉み返しが起こり難い。

効能
・血行を促し筋肉の柔軟性を高め、肩こりや腰痛、冷え性などを直す。
・ヨガと同様の効能が得られ、単にその場で凝りがほぐれるだけでなく、身体を若々しく保ち「凝らない体質」に変えて行く。
・血液やリンパ液の流れをスムーズにし、人間が本来持っている自然治癒力を高める。

歴史/理論
・ヌワボーランの成立は今から約1000年前。中心地はチェンマイのワット・ポー寺院。
・タイの医学理論では人体には”プラナ”と呼ばれる生命エネルギーが流れており、これは身体、精神、感情すべての活動の原動力である。
・そのエネルギーの流れる経路を”セン”と呼ぶ。
・センには「気・血・水」の3つがあり、その1つでも滞ったり乱れたりすると病気になる。
・ヌワボーランはマッサージによってこのセンを刺激し、流れを整え、体も心も健康にする。


2.アーユルヴェーダ


# アーユルヴェーダとは?

・5000年の歴史を持つとも言われるインドの伝統医学。
・アーユス(=生命)ヴェーダ(=科学)で「生命の科学」を意味する。
・中国の漢方に対する「印方」とも言われ、世界保健機構(WHO)も公式に奨励する東洋医学の一つ。

# 理論

・アーユルヴェーダでは宇宙は空・風・火・水・土の5つの元素からなり、人間はその5元素+”魂”から出来ているとする。
この5元素は3つの”ドーシャ(体質)”として人体に現れる。
  ヴァータ・・・・空+風→「風」
  ピッタ・・・・火+水→「火」
  カパ・・・・土+水→「水」
・ドーシャは食事や生活習慣、環境の変化や心理状態などによって様々に変化する。
・ドーシャが乱れると”アーマ(毒素)”が体内に蓄積し、病気を引き起こす。

# 技法

・マッサージや瞑想。
・食事の指導や生活習慣の改善。
・患部への直接的末梢的働きかけではなく、全体的総合的に心身を浄化する。

*以上から分かるようにアーユルヴェーダは特定の技法というよりも1つの大きな医学思想であり、現在各界で注目を浴びて様々な活用法が研究中です。当社では主にオイルマッサージを取り上げて上記”ヌワボーラン”と併せて利用しています。


3.西洋式リフレクソロジー(足裏マッサージ)


定義
リフレックス(反射)+ロジー(学問)=リフレクソロジー
・人間の足の裏は「第2の心臓」と言われ、体中の器官や臓器と(反射)関係がある。その足の裏にある”反射区”(東洋式で言うツボ)を刺激することによって健康増進を図る技法をリフレクソロジーと呼ぶ。
・反射区を強く刺激して激しい痛みを伴う東洋式に対して、(当社も採用している)西洋式は極力痛みを避け、音楽やアロマテラピーを併用したリラックス状態でマッサージを行う。

効能
・血液やリンパの循環が良くなる。
・心身ともに深くリラックスし、ストレスが解消する。
・全身のバランスがとれ、自然治癒力が高まる。

 

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